猛暑の中、日本海側へ
青春18きっぷの日帰り旅、2回目。今日は日本海側まで足を運ぶことにした。行先は一昨年も行った舞鶴。舞鶴は観光客であふれるような土地ではないが、好きな場所で数年に1回くらいは行きたくなる。一昨年は、途中で雨が降り出したことや、赤レンガ博物館が休館になっていたことなど、ちょっと予定外のことがあったので、一応博物館が休館ではないことだけは調べておいた。
始発の大和路線に乗車。まだ5時前でも明るい。
大和路線から環状線で大阪まで出て、大阪で福知山線に乗り換え。大阪駅の2階から向こうのビルのダイキンの顔の形をした看板が見える、早朝から気温29℃。すでに暑さが厳しい。
福知山線はまずまず空いていた。大阪から次の乗換駅の福知山まで約2時間。持ってきた文庫本をひたすら読む。私は長距離の列車の中がいちばん読書が進むのだった。
福知山城
8時57分に福知山着。駅から出ると蒸し暑い。近畿でも北の方だから涼しいということはなく、この辺りは奈良盆地に負けず気温が高い。福知山駅は乗り換えの基幹となっている駅だけあって駅舎は立派だ。
福知山では乗り換え時間が80分ある。一昨年も同じルートで舞鶴に行ったのだが、少し遅い列車だったので福知山駅での乗り換え時間が50分くらいで福知山城の中を見見学する時間がなかった。今回は早い電車で乗り換え時間を多くして、城の中に入って見ようと思った。
駅から15分くらい歩くと福知山城のの天守閣が見えてくる。この天守閣は昭和の終わり頃に再建されたものだ。
入館料は330円。初めて入ったが、なかなか展示資料が充実していた。城の居室などを復元したものや武具、それから古文書類なども数多く置かれていた。福知山城は明智光秀が築いた城だが、光秀シアターと題された映像も上映されていた。
福知山城では。一昨年に藤井竜王と広瀬八段の竜王戦が行われた。その対局場も残されていた。将棋のタイトル戦の場所としては珍しいのではないだろうか。
天守閣のいちばん上層から見た景観はこんな感じ。
福知山は城以外にも、見るところはありそうだったが、舞鶴行きの列車の時間が近づいてきたので駅に戻った。
☆舞鶴編②に続く!