初夏の信楽へ
今日は土曜日で初夏の陽気。バイクでちょっと遠出するにはぴったりの気候というわけで、信楽まで出かけた。
信楽は好きな場所なので、ここ数年、年に2回くらい足を運ぶ。新緑の頃に1回と紅葉の頃に1回。連休明けくらいになると、ふっと行きたくなる場所なのだ。ルートは加茂、和束を通って行くと景色もよく車の交通量も少ないのでのんびりと走ることができる。和束で少し休憩。ここも眺めのいい所だ。
陶芸の森
信楽に着き、まず陶芸の森に向かった。ここは晩秋は紅葉が色づき、今は新緑が美しい。いちばん上の駐車場にバイクをとめて散策。すぐ横に陶芸館があり企画展をやっていたが、今回はスルーして星の広場に向かった。ここには屋外展示作品が並んでいて、いつ来ても心地いい。
オブジェの中でも、来たときの気分によって目につくものが違っていたりする。最初に来た時いちばん好きだった青いねじれたような柱が4本立っているオブジェが、なぜか外されていた。去年の秋に来た時はあったのにそうしたのだろう。
下の写真は今日気になった作品。
その後、下の産業展示館の方に行った。産業展示館に展示されている作品は販売もしている。小さなものなら価格も手ごろだが、大きめのもので、これはというものは、かなりいい値段だ。
信楽と言えば狸の置物。産業展示館に展示してあったが、町の陶器の店の前にも無造作に並んでいる。
産業展示館を出て、その周りの芝生広場も歩いた。天気のいい土曜日だがそれほど人が多くなく、快適だった。
芝生広場では梢にとまってホオジロがしきりに鳴いていた。ブログを見返すと、去年の5月に来た時もホオジロが鳴いていた。
鳥といえば、芝生の上をハクセキレイがちょこちょこ歩いていた。
花は、ツツジがもう盛りを過ぎていた。ツツジは花期が長いという印象があるが、色々なところで咲いているからそう見えるだけでそうでもない。
下の芝生広場にも、色々なオブジェが並んでいる。これも来た時の気分によって目につくものが違っていたりする。今日気になったのは下の作品で、「BOOK」という題名が付けられていた。
玉桂寺
陶芸の森を出て、帰りに玉桂寺に寄った。これも信楽に来るときはいつものコース。玉桂寺はひときわ目を引くのが不動明王像と無数の水子地蔵。水子地蔵に供養のための風車が供えられていた。
不動明王像の裏には白い花がきれいに咲いていた。これはオオデマリの花だ。
玉桂寺の近くに吊り橋があり、前からちょと気になっていたのだが今日は渡ってみた。「保良の宮橋」という由緒ある地にちなんだ名が付けられている。
橋は道路と川と信楽高原鐡道の線路をまたいでかかっている。下の写真は橋の上から線路を眺めたもの。玉桂寺前駅のホームが見える。列車が来たらいい写真になるかと思ったが、いつ来るかも分からないので帰路についた。