おまけの1日
土曜のできごとを2日に分けて書いたので、今日書くのは昨日のこと。
土曜日にフリー切符でかなり遠出したが切符はもう1日分ある。今日はおまけの1日という感じで、朝から普通に散歩にでかけ、9時頃から出かけることにした。朝の散歩は城跡から堀端の道。城跡の堀のハスの花が咲きかけていた。
堀端の道の横にはネムノキの花が咲いていた。この花は独特の形をしている。これも今の季節の花だろうか。
裏通りの家の前のサボテンの花が5日前にはきれいに咲いていたが、今朝見るとすべて萎んでいた。サボテンの花の寿命は驚くほど短いのだった。
伏見へ
フリー切符のもう1日分で出かけようと電車に乗った。最初生駒山にでもケーブルで上ろうかと思っていたが、日曜日は遊園地目当ての家族連れで混んでいそうだと思い、西大寺に出たところで思い直して京都方面に出ることにした。伏見のあたりを散策しようと京都行の急行に乗る。
桃山御陵前で下車して駅から出たが、この辺りは土地鑑がまったくない。駅前にある地図を見ると駅のすぐ西に御香宮神社という神社があるので行ってみた。お宮参りで赤ん坊を連れてきている家族が何組もいる。安産子育ての神徳がある神社のようだ。
伏見のあたりは昔からの酒どころで酒蔵が多い。また三十石船や十石舟が水路を行き来していた地だ。坂本龍馬ゆかりの寺田屋などもある。というわけで。いわゆる観光地としての見どころはありそうだ。駅前の地図にしたがって東に京阪の線路を越えてアーケード街に入り、少し南に折れると竜馬通りという通りに出る。坂本龍馬の名前は付いているが別に古い町並みが保存されているわけではない。
竜馬通りを抜けて曲がったところに寺田屋があった。入館料を払えば中を見学できるのだが、あまり気が乗らなので外から見るだけにしておいた。
そこからさらに南に進むと、三十石船や十石舟が行き来する宇治川派流の濠川がある。このあたりはなかなか落ち着いた景観だ。
観光用の舟は今も運航しているようで、ちょうど十石舟が通り過ぎるところだった。風情のある情景。
その後、川のほとりの道などをしばらく散策した。下の写真は近代化産業遺産にも認定されている松本酒造の建物。
この日はあまり疲れないうちに帰路についた。ちなみにこの2日間3000円のフリー切符を使ったのだが、普通に切符を買っていれば6830円の運賃だった。