大雨の後
昨日、西日本は大雨で、JRの大和路線が夕方からとまった。JR利用者の私は、昨日は近鉄で帰宅。奈良県民の貴重な足の近鉄はなんとか動いていた。
今朝はまだ雲は残るが雨の気配はないので、6時前から、城跡から堀端の道を通って朝の散歩。道の脇に赤い花が色鮮やかに咲いている。ザクロの花だ。
堀端の横を通ると、ふだんと景色が違う。堀のすぐ横に遊歩道があるのだが、すっかり昨日の雨で水没している。カワウやカイツブリが1,2羽泳いでいることもあるが、今朝は姿がない。
万博記念公園へ
今日は万博記念公園に足を運んだ。去年の紅葉の季節に出かけたので、ほぼ半年ぶり。ここは自然が豊かで見どころが多い。ホームページで調べると、5月6日から6月4日までがローズフェスタで、6月3日から25日までがあじさい祭となっている。つまり今日はバラと紫陽花がぎりぎりで重なる日になっているのだった。
私の家からJRでも行けるのだが、今朝はまだ大和路線が動いていない。というわけで近鉄で難波に出て、地下鉄からニュートラムを乗り継いで行った。万博記念公園駅に着いたら10時過ぎ。
駅を出たら、右手にエキスポシティ、左手に万博記念公園のシンボルタワーである太陽の塔が見える。左手に回り、入園券を買って中に入る。正面に太陽の塔がどんと立っており、いつ来ても誰かがここで写真を撮っている。そういう私も、とりあえずあいさつ代わりにここで1枚。
あじさい園は自然文化園のかなり奥の方にあるので、のんびりと自然を眺めながら歩いて行く。この前来たのは紅葉の季節だったので、木々の色がまったく違い、別の場所に来たような気がする。この前は通らなかった花の丘という場所に行ったが、花はひなげしが風に揺れているだけだった。
展望塔に上がると、ここからの眺めも夏景色で緑に包まれている。高い場所なので、風が心地いい。
あじさい園
展望塔からずっと園の奥の方に歩くとあじさい園がある。今日からあじさい祭りということで、さすがにカメラを持った方など人が多かった。見頃はこれからといった感じだったが、花の下に名前と説明を記したプレートが立ててあったので品種などよく分かった。それではここからは花の紹介。
まず、セイヨウアジサイ。ヨーロッパで品種改良されたもので、一般的に庭などに植えられている品種。まだ咲きかけといった感じだった。
写真では大きさが分かりにくいが、少し花が小ぶりのヒメアジサイ。
いちばん素朴な印象の花が次のヤマアジサイ。
ヤマアジサイの赤味がかったものが、色の通り、ヤマアジサイ紅。赤の入り方がいい感じできれいだった。
次はアマチャという品種。説明のプレートには、「乾燥葉に甘味 甘茶の原料 昔は甘味料としても利用」と記してあった。
最後にシチダンカ。花が星のように見える。
というわけで、まずは紫陽花を中心に。