年度替わり
3月から4月は年度が替わる時期だ。昨日は旧年度の最終日で、私は定年後の週4日の勤めという気楽な立場なのだが、異動に伴って机を動かしたり離任の挨拶などあって、慌ただしい日だった。昔から人が入れ替わる時期というのは好きではなく、離任する人にタイミングを見て挨拶しに行くなどというのが苦手だったりするのだが、年を食ってもそれはそう変わらないのだった。
春の陽気
この土日は晴天で、気温も20℃をはるかに超えるという。いつもの通り朝の散歩。近所の桜もまさに満開だが、小学校の横を通ると花びらがかなり散りかけている。なんとか明日までもって、来週中頃の雨で散るという感じだろうか。満開の桜の前で入学式の写真とはいかないようだ。
薬園八幡神社の前の桜もきれいに咲いていた。神社の建物とも桜はよく似合っている。
散歩コースにある施設の前のプランターに植えてあったチューリップが、まさに満開になっていた。赤に黄色に白が少し。チューリップも春の色だ。
柳生から笠置へ
桜の花もこの土日くらいかと思い、今日も桜を見に出かけた。大阪に出て万博記念公園あたりの桜を見に行こうかと思っていたのだが、昨日結構疲れたので、人の多い場所はやめて、柳生、笠置、月ヶ瀬あたりを目的地にした。
この方面に行くには、正暦寺の横の細い道を通って行くと早い。こういう時に50CCバイクは小回りが利く。県道80号線(奈良名張線)に出て走ると柳生方面。春の陽気で車も少なく快適だ。
柳生の桜はちょうど満開か、少し散り始めている感じもあった。桜まつりという掲示があちらこちらに出ている。
ソメイヨシノが多いが、シダレザクラやカンヒザクラも咲いていた。人出はそこそこあったが、いわゆる桜の名所と比べるとのんびりと散策することができる。
芳徳寺のあたりを歩いてみた。11月に来た時は紅葉がたいへんきれいだったが、山門の前の桜もなかなかのものだった。
芳徳寺の続く道を途中で曲がって少し進むと、鬼滅の刃で有名になった一刀石のある場所に出る。運動のため、そのあたりまで歩いた。さすがにそこには桜の木はなく、一刀石+桜という景色は見られなかった。
旧柳生中学校の校舎の前にも桜が咲いていた。この校舎は、地域の活性化のためによく利用されているようで、きれいに保たれている、クリーム色の校舎と桜もよく似合う。
桜ではないが、旧柳生中学校のあたりに咲いている赤い椿がくっきりと鮮やかだった。
柳生から笠置はすぐそこである。走る道筋のいたるところに桜が咲いている。やけに色が明るいピンクの桜があった。河津桜だろうか。
笠置の山は紅葉の名所だが、桜は木津川べりのキャンプ地のあたりが美しい。橋の上から見ると、ここも桜まつりでイベントをやっている。車やテントがいっぱいだったので、降りずに上から見るだけにしておいた。