春の気候に
今日は奈良も最高気温が16℃くらいまで上がるという予報が出ている。明日は雨でまた気温が下がるというので、1日だけの春の気候だ。今日は朝の散歩で、城跡から堀端の道を通る散歩コースを歩いた。
城跡の梅は、紅梅が先に咲いていたが、白梅もかなり開いている。
昨日馬見丘陵公園でも見たが、やはりここでもメジロが花に集まっている。
城跡から少し歩いたところにある公園では、山茶花がかなり散りかかっていたが、何本か今が盛りという木もある。木によって開花時期が違うようだ。こちらにもメジロの姿が。カメラを向けると飛んで行った。
水鳥のいる堀では、いつものヒドリガモ、ハシビロガモとオオバン。オオバンはここでは少数派だが、物怖じすることなくカモたちに交じって泳いでいる。
浄瑠璃寺へ
今日は春の気候なので、少し足を延ばして浄瑠璃寺の方にでかけた。浄瑠璃寺は京都府といっても、奈良との県境を越えたすぐのところにある。バイクを置いて寺まで少し歩いた。参道のあたりはいつもの情景。まず、バス停の標識があるところに2匹の猫がくつろいでいた。
土産物店、食堂があるあたりにも猫たちが集まっている。境内にいつもいるのは白黒の猫で、これは寺の飼い猫だろうか。これだけいて、増えすぎないのだろうかと思うが、だいたい十数匹くらいの数を維持しているように見える。
冬場なので境内には花がなかったが、参道の周りに白い梅の花が咲きかけていた。気候のいい日曜日ということで、参拝客もちらほらいた。境内をぶらりと歩くと、いつ来てもいい風景である。
寺を出て、バイクを置いた場所まで歩いていると、道沿いにある店の駐車場のあたりに野犬がいた。これは前からよく姿を見るやつらだ。のんびりしているので、ちょっと歩み寄ると、ウォンウォンといきなり吠えられた。知らない人間が近寄ってきたら犬も怖いのだろう。
気候もよかったので、石仏のある道を歩いた。このあたりの道も何回か通っている。当尾の石仏といえばよく知られており、山道をのんびり歩くのはいいものだ。下の写真は「からすの壺二尊」。一つの大きな岩の正面と左側面に像が彫られている。写真の上が阿弥陀如来坐像で下が地蔵菩薩立像。
今日は気温が17℃くらいまで上がったようだ。のどかな午後。