ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

正月三日の馬見丘陵公園

晴天

 どんよりと曇っていた昨日とは変わって、今日はきれいな青空が広がっている。気温は低めで冷える。今日までは正月という感じだ。昔は店も三が日は閉まっていたものだが、今は元日から開いているスーパーもある。開いていればそれなりに便利で、それが当たり前となっていく。

 7時20分頃から朝の散歩。やはり太陽が見える中で歩く方が気分がいい。

正月の青空

 町の中を歩く。冬場にいつも猫が座っているエアコンの室外機の上には白黒の猫。前は黒猫かキジトラ猫、またはその両方が座っていたのだが、ここのところ白黒の猫がいることが多い。

居心地がいいのか

 田畑の中の道を歩くと、気温が低いのか田んぼや畑の上が白い霜で覆われている。冬らしい景色。

霜で覆われた田んぼ

 ウキツリボクの花が咲いていたあたりを通ると、少し赤い色はあせかけているものの、まだ花がしっかりと残っていた。ブログをたどると去年の5月に同じ場所の花の写真を上げているので、8か月間咲いているのだった。

ウキツリボク

馬見丘陵公園へ

 あまりにも天気がいいので、馬見丘陵公園に出かけた。ここはバイクでひと走りと少しの場所にある。正月に来るのは初めてだが、思っていたより人出が多い。散策する人、芝生で凧上げをする家族、それから大きなカメラを持って野鳥を撮影している人など様々だ。

青空に上がる洋ダコ

 この公園は、冬場でも彩りが絶えないように花壇に花が植えてある。下の写真の花は、横にペンタスという札が立っていた。

ペンタスの花

 公園の池には、オオバンとカルガモが二大勢力を作って泳いでいる。カルガモの方が体は大きいが、オオバンはどこかあつかましい感じがする。その中に1羽だけ嘴の赤いバンがいる。体も小さいし肩身が狭くないのかと思ったりするが、鳥はそんな感情とは無縁なのだろう。

バンが1羽

 野鳥を撮っている方々は、数人集まって一点をながめて出てくるのを待っておられる様子。結構遠くに目標があるようなので、私のデジカメではとてもとらえることができない。冬場は野鳥の撮影にはいい季節なのだろうか。私も散策路を歩いて目の前に現れたのを撮ってみたら、なんとか上げられそうなものが2枚あった。1枚目はモズ。モズとジョウビタキは配色が似ている。今日もジョウビタキかと思って撮ったらモズだった。

モズ

 2枚目はやけに地味な色の鳥で、何か分からなかった。グーグルで画像検索すると、ムジセッカとウグイスと2つ名前が出てきたが、だいたいムジセッカという鳥の名自体聞いたことがないので、ウグイスということにしておこう。

ウグイス(ひょっとするとムジセッカ)

 季節のものといえば、ロウバイのつぼみがふくらみかけていた。すぐよこにプレートがあって、「ソシンロウバイ」と名が記してあった。ロウバイの変種だが、開花がかなり早く、あまり花のない時期に咲くので珍重されているようだ。のんびりと1時間半ほど散策して帰宅。

ソシンロウバイ