ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2022 年の暮れの墓参り

休みに入る

 今日から年末年始の休みに入る。年の瀬ということばがあるが、この年になるとそんな慌ただしさはない。下の写真は昨日の朝の仕事に行く途中の写真。まだ紅葉の赤い葉が残っていた。

まだ残る紅葉

 今朝は城跡から堀端の道を通って散歩した。城跡の紅葉はさすがにすっかり散って枝だけになっていた。やけに鳥の姿が目立つ。たいていはヒヨドリで体も鳴き声も大きいので存在感がある。ジョウビタキが1羽いた。ポケットからデジカメを出してさっと撮ってみた。たいてい鳥たちはクリアに撮れる圏内ではじっとしてくれないが、まだジョウビタキは比較的おっとりしている気がする。後姿を1枚。

後姿のジョウビタキ

 城跡には神社があり、もう初詣ののぼりが立てられていた。コロナでの制限もそろそろゆるむのだろうか。

初詣の準備も整って

 堀端の池では、泳いでいるカモの数は先週よりもぐっと減っていた。去年は池いっぱいに群れていたのに何か環境の変化があるのだろう。ハシビロガモの回転して餌を採る集団がいくつかできていた。

ハシビロガモの群れ

 ヒドリガモがほとんど見当たらないと思っていたら、堀の外の草むらで餌をあさっていた。

芝生で餌を探すヒドリガモ

墓参り

 今日は年の暮れの墓参りに家の者と行った。私の家では、年に4回、盆暮れと彼岸に墓参りをする。墓に行くには佐保川沿いを通る。ダイサギにカルガモ軍団といういつもの風景。

中州を歩くダイサギ

 カルガモは、ハシビロガモやヒドリガモに比べると、体が大きいこともあるが、何となく悠々として品があるように見える。

佐保川のカルガモ

 墓のまわりをきれいにして、花を供え、線香を上げて手を合わせる。子どもの頃も合わせると、今までに200回以上やっていることになるが、意外と少ない気もする。下の写真は墓地の入口の石地蔵。

墓地の入口の石地蔵

町をぶらぶら

 午後は散髪に行き、その後、町をぶらついた。私は散髪は偶数月の末とだいたい決めている、というどうでもいい話。年末になんとなく町を歩いてみたくなるのはいつものこと。普段の散歩コースから外に出ると、あまり行ったことのない場所に出たりする。下の写真は家庭菜園のような畑の前に立っていた案山子。なぜか一瞬、魂が入っているような気がしたのだが気のせいか。年の暮れの1日が過ぎる。

魂が入っているように見えた案山子