日曜日の朝
昨日は一日中ぐずついた天気だったが、今日は晴れそうだ。休日なので、少し遅めに7時過ぎから朝の散歩に出かける。冬場はやはり風景の変化が少ない・貯水池の多い道を通ると、いつものハクセキレイにサギの姿が見える。ある貯水池では、コガモとダイサギが同居していた。コガモはいつ見ても、いい色をしている、
7時20分頃になって、東の空の雲間に日が見えてきた。雲の様子によって、空の色は日ごとに変わるのだろう。
天理へ
寒いが天気はいいので、そう遠くないところで散策しようと思って頭に浮かんだのが天理の町。ブログを検索すると、去年の12月に足を運んで以来になる。なんとなく寒い季節になると天理を歩いてみたくなるのか。
天理駅は、JRと近鉄が隣接している。奈良県内でJRと近鉄が隣接しているのは他に桜井、吉野口、王寺駅があるがそう多くない。駅前は、昔は広々とした感じだったのだが、近年になって新しい施設が増えてごたごたした感じになってきた。
駅前から天理本通りのアーケード街を歩く。ここは昔ながらの商店街だが、駅から離れたあたりにはシャッターが閉まっている店も多かった。アーケード街を抜けると、左手に天理教本部の大神殿が姿を現す。
私は信者でもないのでお参りはせず、ただ前を散策する。東の方を見ると、快晴で山々がくっきりと見えている。
神殿前から南のほうに歩く。見える建物は天理大学と大学附属の博物館である天理参考館。この建物も独特の趣がある。
石上神宮
そのあたりから、東の方に歩くと石上神宮の方に進むことになる。石上神宮も久しぶりだ。この神社は古事記にも記載がある日本最古の神社の一つだ。境内に鶏が放されていることでも有名で、大鳥居のあたりから鶏の鳴き声が聞こえてくる。
境内に入ると、いつもの光景。初めて見たときにはなかなかすごいと思った。鶏が放されているだけではなく、鶏の種類が多いことにも驚く。これは神鶏というわけで、神の使いなのだ。
境内には牛の像があり、これも印象に残る。撫でるとご利益があるようで、みんな横を通る時撫でていく。私も撫でてきた。鼻の上と背中が少し色あせているのは、何回も撫でられたからだろうか。
前に来たときは本殿が改修中だったが、工事も終わっている。手を合わせて参拝してきた。さらにどこかに寄って行こうかと思ったが、寒いので帰宅。今日の奈良は最高気温が5℃台だったようだ。