ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

初冬の大神神社に

朝の鳥たち

 今日は仕事休みの日なので、朝食後、いつもより遅めに7時20分頃から朝の散歩に出かけた。やはり青空が広がる中を歩く方が気持ちいい。やや長めの散歩コースをぐるりと一周。いつもの風景だが、今日は散歩中に見かけた鳥の姿でも。離れた所からのコンパクトデジカメの画像なので、画質はよくない。

 最初に見かけたのが貯水池の横にいるダイサギ。冬場はいつもこんな感じで立っている。

貯水池のダイサギ

 少し歩いて行くと、大きめの池があり、今朝はカワウとオオバンが泳いでいた。下の写真はオオバン。

池のオオバン

 貯水池の横を歩いていると、いつものようにハクセキレイを何羽も見かける。厳寒期には池の氷の上を歩いたりしているので、そのとき撮ってみようかなどと思う。電線に白いサギの姿が見える。小ぶりなので、これはコサギのようだ。

電線にとまるコサギ

 田んぼの中にハトの群れ。ハトやスズメはこんな感じでよく群れて餌をついばんでいる。ハトはあまりにもありふれているので、写真に撮ることはなかったが、たまにはというわけで1枚。

田んぼの中のハト

 近鉄の線路を特急列車が走っていく。見ると席がかなり埋まっている。平日の7時台ともなると、通勤に利用する方も多いのだろうか。

近鉄特急

大神神社に

 今日は好天で気温もそこそこ上がるという予報だったので、バイクで外出。ふと頭に浮かんだのが大神神社。以前、初詣に行ったことはあるが、最近訪れていない。というわけで、足を運ぶことにした。

 大神神社と書き、「おおおみわじんじゃ」と読む。知らない人は読めない。有名な大鳥居は高さ32mあるが、これは昔からあったものではなく、昭和天皇のご参拝と即位60年を記念して、昭和61年に造られたものだ。ちなみに建立当初は日本一大きい鳥居だったが、平成12年に建てられた熊野本宮大社の大鳥居に抜かれてしまったようだ。

大神神社の大鳥居

 大鳥居横の駐車場にバイクを置き、神社に向かって歩いた。JR桜井線の線路が見え、右手には最寄り駅である三輪駅が見える。ここが大神神社の最寄り駅となるので、初詣の期間は混雑するが、今は静かなものだ。

JR三輪駅

 駅の周辺には、昔ながらの八百屋や神具店、また食事ができる店などが見える。このあたりは三輪そうめんの本場なので、そうめんがメインになっている店もある。のどかな雰囲気。

昔ながらの八百屋

 踏切を越えて少し歩くと、二の鳥居があり、ここから参道という雰囲気が出てくる。12月の平日ではあるが、参拝客はそこそこいる。年配の方が多い。

二の鳥居

 参道をさらに進んでいくと、階段があり、上ると拝殿になる。普通の神社は本殿があるのだが拝殿と呼ぶ。なぜ本殿を設けないかというと、大神神社はご神体が背後に見える三輪山なので、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して、山に向かって拝むということになるらしい。まあ、お賽銭を入れ、手を合わせるところは他の神社と変わりない。私もしっかり参拝してきた。

本殿ではなく拝殿