ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

紅葉2022 万博記念公園 ~ 其の四

日本庭園

 今日は水曜日。普段は木曜が休みなのだが、明日仕事に出る代わりに休みとなった。そこで今日は紅葉を見に出かけた。ただ、先週土曜日の万博記念公園の続きが残っているのでそれを先に書いて、今日の分は明日に回すことに。というわけで、昨日の続きです。

 民族学博物館を出て、最後に日本庭園に向かった。日本庭園は公園の奥、東西に広がっている。もともとは大阪万博の際に日本の造園技術を結集させて造られた庭園とのことで、上代から現代にいたる4つの造園様式を取り入れているという。

 散策している人は結構多かった。自然文化園とはまた違い、人間の手で造られた自然の美しさがある。正門を入ってすぐのところに心字池という池があり、ここは近世地区にあたる。紅葉がうまく和風の庭園に調和していた。

庭園の中の紅葉①

庭園の中の紅葉②

 池にはカルガモが数羽泳いでいた。カルガモはカモの中でも落ち着いた雰囲気で、日本庭園に調和している。それからカイツブリも1羽。ここのカイツブリは人の姿を見てもすぐに潜らない。人慣れしているのだろうか。

カイツブリが1羽

 庭園を東の方に歩いていくと蓮池があり、ここは現代地区らしい。蓮はもちろん枯れているのだが、おびただしい数があり、季節には花が一面に咲き乱れていることを思わせる。

おびただしい数の蓮

 続いて庭園の西側に向かった。このあたりは中世地区で、枯山水の庭などある。白砂の向こうの水場でカラスが水浴びをしていた。カラスの行水という言葉があるが、このことか。

カラスの水浴び

 中世地区から上代地区に行くあたりの紅葉がすばらしかった。大きなカメラを持って撮影している人も何人かいたので、撮影スポットでもあるのだろうか。白い砂、せせらぎ、滝といった日本庭園の要素と紅葉がうまく調和していた。

紅葉がすばらしい

滝と紅葉

真っ赤な紅葉

最後に太陽の塔

 日本庭園を出るころには、かなり歩き疲れていた。このあたりで帰路に就く。帰りがけに太陽の塔を斜め下から1枚。太陽の塔は、角度を変えてみるとまた別の姿に見えたりする。

 駅に向かう頃には3時近くになっていたのだが、これから公園の方に向かう人の数が多い。夜間のライトアップがあるからだろうか。ここは紅葉祭りの期間、かなりの人出だろうが、公園が広いので混雑という感じはしない。なかなか見どころが多い場所だと思った。

斜め下から見た太陽の塔