朝の散歩
今日は所用があって、休みを取ることになった。用事は午前中で終わるので午後はフリーになる。雨予報だが、夕方ごろまで持ちそうなので、近い所でちょっと歩いてみようかと思う。
今日は安倍元首相の国葬の日だ。事件があったのが7月初旬。現場もよく知っている場所で銃撃犯も奈良県民だったので印象に残っている。国葬問題について思うところはあるが、このブログには合わないので触れないことに。
朝はいつも通り近所を散歩。山の上から太陽が顔を出したのが6時5分だった。
太陽が顔を出してから15分ほどして散歩を終える頃には、朝日が明るく照らし、秋空がきれいに広がっていた。
田んぼの横のあぜ道に、新しく彼岸花が咲いていた、数日前まではこの場所にはなかったはずだが、いきなり出現したように見える。なんとなく気味悪く思われたりするのは、こんなところにも原因があるのかもしれない。
畑のナスが、いい色で実っていた。野菜ではナス、果物では柿が、いかにも日本的なものという感じがする。そろそろ柿の季節も近づいてくる。
斑鳩へ
昼頃から、バイクでひと走りして斑鳩に行ってみた。斑鳩の秋といえば、コスモスと柿が思い浮かぶが、コスモスはまだ咲き始め、柿もまだ色づき始めといったところだった。ただ、咲き始めでちらほら花が見えている景色もいいものだ。キバナコスモスは少し早いので勢いよく咲いていた。この花は確かにきれいだが、単調な感じでずっと見ていると飽きてくる。
法輪寺から法隆寺方面に向かう歩道脇の畑に、ほおずきに似た真っ赤な実をつけた灌木が植えてあった。この畑は季節ごとの花が目を楽しませてくれる。ほおずきは橙色がかった暖かい赤だが、これは真紅である。帰ってから調べると、ローゼルのようだ。ハイビスカスティーやジャムなどに用いられるとのこと。
草むらにはまだ彼岸花が咲いていた。彼岸花が枯れてコスモスが盛りになる頃がいちばんいい季節なのだろう。10月中旬ごろに来てみようと思い、帰路についた。