初秋のけいはんな記念公園

朝の風景

　土曜日の朝。今日は雨模様かと思ったが、朝は晴れている。６時頃から、田畑の中の道を歩いた。もう朝夕はすっかり秋で、草むらからコオロギの声が聞こえる。南の空を見ると、白い雲が家並みの上にのびている。

　踏切を近鉄電車が通って行く。ビスタカーだ。橿原神宮前行だろうか。６時台前半の土曜日の橿原神宮前行特急には需要はほとんどないだろう。乗客の姿は見えないが、近鉄は走っている。

けいはんな記念公園へ

　今日はひと月ぶりくらいにけいはんな記念公園に行った。水景園のギャラリーではちょうど今日から月のアート展という催しをやっていた。いい作品、おもしろい作品があったが、今回は写真撮影ができなかったので紹介はなし。建物の外には百日紅の花が色鮮やかに咲いていた。

　その後、いつも通り永谷池の周りを一周した。季節はちょうど夏から秋への衣替えの時期で、まだツクツクボウシが鳴いていたが、草むらの中には白い彼岸花が咲いていた。

　池の周りは、いつもながらいい景色だ。今日は土曜日とあって、私くらいの年齢の方が何組か歩いておられた。

　永谷池には、まだ冬の水鳥の姿はないが、カイツブリがいた。よく見ると巣を作っているようだ。写真を撮って後から見ると、子どもの鳥と卵らしいものが見える。少し離れていたのでクリアに写っていないが、写真も撮ってみた。５月に見た時、別の場所で巣を作っていたのを見たが、この時期にも子育てをするのだろうか。

くろんど池に

　けいはんな記念公園を出て、ひさしぶりにくろんど池の方に足を向けてみた。ここはあまり季節の変化は感じなかった。秋が深まると木々が紅葉し、水鳥の姿も見られるのだが、まだ少し早いようだ。

観月会

　私はあまり夜に外出することはないのだが、今夜は郡山城の天守台で観月会と言う催しをやっていたので足を運んでみた。夕方の５時半からの開始で、４時半頃からかなり激しい雨が降ってこれはだめかと思ったが、５時過ぎに雨がぴたりとやみ、何とか行われた。こういう野外の行事で天候が不安定な時、主催するスタッフの方々は祈るような気持ちだろう。