風景の中の桜
今日は土曜日。先週の土曜日から昨日までは、なかなか中身の詰まった1週間だった。土日月と3日間、近鉄のフリーきっぷで遠出して、水木で前の職場での残務を終え、金に新しい職場での初仕事。ここ3日は慌ただしかったが、ブログは毎日更新している。文章を書くのは気分転換になるので苦にならない。
今朝は久しぶりに堀端の道を回るコースで朝の散歩に出かけた。桜が満開になっていた。この近辺は、新聞に載る開花情報のリストにも入っているくらいで、桜の名所のひとつである。私は桜であたり一面が埋め尽くされた風景はあまり好みではないが、ふだん見慣れた風景に桜が加わることで、風景が引き立てられるのはいいものだ。下の写真は城の石垣、堀を背景にした桜。
公園を歩く。ブランコ、すべり台、シーソー、鉄棒とひととおりカラフルな遊具が揃っているが、ふだんは桜の木があることなど全く意識していなかった。この一時期だけ、桜に包まれた場所となる。
鳥と桜
桜には、やはりヒヨドリが集まっていた。梅にウグイスとはよく言うが、桜にヒヨドリとは言わない。もっとも、梅の花も、たいて集まっているのはメジロやヒヨドリである。花が集まっている中に潜り込んでいるので、うまく撮れないのだが、今朝は1枚、私にしてはよく撮れた。
水鳥と桜
堀端の道を歩いた。カモたちはすっかりいなくなっているかと思ったが、ヒドリガモの15羽くらいのひと群れが残っていた。オオバンも2羽、飄々とした感じで泳いでいた。ヒドリガモは堀から、脇の遊歩道の方に上がっていた。何か食べ物が落ちているのだろうか。
信貴山へ
快晴とはいかないが、天気も悪くないので外出。今日は信貴山朝護孫子寺へ。秋と真冬には信貴山に登ったが、寺には寄らなかったので、去年の8月以来となる。
桜は満開の少し手前といった感じ。八分咲きといったところか。高い場所にあるので、下界に比べると少し開花時期がずれるのだろう。下の写真は、開運橋のところから、信貴山観光ホテルの方面を撮ったもの。このホテルも昔からあるが、なんとかコロナの状況を乗り切ったようだ。
朝護孫子寺名物の大寅の横にも桜が咲いていた。今日は横で記念写真を撮っている人が多かった。小さな子どもなど、寅の横ではしゃいでいた。
桜とは全然関係ないのだが、朝護孫子寺の境内にある旧型の赤いポストが寅バージョンに塗り替えられていた。この前に来た時はこの色ではなかったはずなので、寅年をきっかけにお色直しをしたのだろう。
この後信貴山から斑鳩方面にも足を向けたのだが、その様子はまた後日のブログで。