ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

2022 春の風景 ⑤

のんびりとした朝

 土曜から今日まで仕事が休みだが、土・日・月と朝早くから遠出していたので、のんびりと朝の散歩をするのも久しぶりだ。7時過ぎから、田畑の道を中心にゆっくり歩いた。いつも通り、とりあえず目についたものをポケットから取り出したカメラで撮ってみる。

 あぜ道の草むらに、つくしが顔を出していた。その気になって見ると、あちらにもこちらにも。気づいていなかっただけで、結構前から生えていたのではないかなどと思う。

つくしが顔を出す

 畑の横の桜も、いつの間にか満開になっていた。夏、秋、冬とその場所に桜の木があることさえ意識していなかったのだが、これもいつの間にかという感じだ。桜はいきなり咲いて、あたり一面を染め上げたかと思うとすぐに散ってしまう。私は秋の紅葉や春先の梅の方が好きだが、日本の花鳥風月の美の王道には違いない。

 桜の花がやけに揺れていると思ったら、ヒヨドリがとまって揺らしていた。下の写真のどこかにいるのだが見つけられるだろうか。(難易度高)

畑の横の桜の花

 畑も菜の花が咲き、地面が耕され、花や作物を育てる準備が進んでいる。ツグミが畑の中をちょこちょこと歩き回っていた。下の写真のどこかにいるのだが見つけられるだろうか。(難易度低)

畑も春の装い

 畑の中に1本、山茶花の木があって、春になっても花を散らさずに頑張って咲いていると、2週間ほど前に書いて写真も上げたが、今日見るとさすがにほとんど花は散っていた。これも季節の推移の一つ。

やはり冬の花はここまでか

ファミリー公園へ

 昼前からファミリー公園に行って散策した。常連の猫たちがうろついていた。冬を越してこれから気候がよくなっていくと、こういった猫たちにとっても生きやすい環境になるのだろう。

常連の猫

 ここでも桜は満開だった。2週間前に来た時は花の影も形もなかったのが、芝生の広場も、線路側の道路脇の並木も、白い花でいっぱいになっている。やはり桜はせわしない感じがする。

 それから、今日はやけにヒヨドリをたくさん見かけた。広場にたいへん立派な桜の木が1本、まさに盛りといった様子で咲いているのだが、その木に十羽以上群がり、花をつついている。ヒヨドリがこれだけ集まると、小さな鳥たちは遠慮してこの木にやって来ないようだ。

桜に群がるヒヨドリたち

 ファミリー公園は珍しい鳥こそいないが、緑が多いので、野鳥の数は多い。シジュウカラ、エナガなどは林の中をよく飛び回っている。今日はコゲラが木の幹をつついていた。うまく撮れなかったが、一応数のうちということで。

 今週後半はちょっと忙しくなるので、今日はのんびりと過ごした。

木をつつくコゲラ

☆「フリー切符の日帰り旅~其の四」は明日のブログで