鳥羽へ
近鉄電車3日間フリーきっぷの日帰り旅の2日目。今日は鳥羽へ行った。鳥羽は今まで4回ほど来ている。職場の親睦旅行で2回、子どもが小さい頃に家族で1回、それから青春18きっぷを使って一人で1回。なぜか再訪したくなる場所があり、それは土地柄や自分との相性といったものだが、鳥羽もその一つだ。昔ながらの雰囲気が残る観光地といったところが、私の好みに合うのだろう。
今日は晴天で行楽日和だ。八木駅7時16分発の急行に乗った。この電車は大阪の上本町が始発で伊勢神宮の最寄り駅である五十鈴川まで行く。座席指定の特急は京都~賢島とか難波~名古屋といったものがあるが、急行でこの距離を1本で走るのは、さすが近鉄。
五十鈴川
電車はすいていて、十分間を空けて座れた。昨日と時間帯が違うせいか、部活動の高校生もほとんど乗ってこない。晴天で荷物に傘がないだけで、昨日と快適度がかなり違う。持ってきた文庫本を読んでいるうちに五十鈴川に到着。乗り換え時間が少しあったので下車して駅舎の外に出た。
ここから伊勢神宮内宮まで2㎞くらい。途中おかげ横丁に寄って歩いて行けばいい運動になる。ちょっと寄り道していこうかと思ったが、さすがに体力を考えてやめた。
鳥羽に着く
五十鈴川から普通電車に乗り換えると間もなく鳥羽に着く。鳥羽の街を歩くのは十年ぶりくらいだろうか。改札口を出ると広い待合室があって海が見えるところや、昔ながらの土産物売り場などがある商業施設が駅からつながっているところなど、大きな変化はない。
鳥羽の海
商業施設を抜けると海側に出る。海沿いの遊歩道を、水族館を越えて安楽島大橋のところまで歩き、さらに橋を渡って対岸まで散策した。晴天と言うこともあり、景観は最高である。青い海と空にカモメが飛び交い、遊覧船が通って行く。
ただ、水族館のあたりは家族連れなど多かったが、水族館を越えると私のように海岸沿いを散歩している人はほとんどいなかった。こんなにいい景色なのにもったいないと思ったが、自分自身のことを思い返しても、職場の旅行の時はだいたいホテル直行だったし、家族連れの時は水族館やイルカ島など子どもに合わせて行動していたので、海を見ながらのんびり散策などというのはあまりしていなかった。
海なのでカモメが飛んでいるのは当り前だが、今日はツバメもよく飛んでいた。海上を飛ぶツバメを撮ってみようと思ったがさすがに無理だった。というわけで、電線にとまっていたのを1枚。
鳥羽城跡
今日は鳥羽城跡の方にも足を向けてみた。ここは海岸沿いを歩いていると見逃してしまう場所にあり、今まで行ったことがなかった。城跡のそばの城山公園には、海を背景に「ハート型マーク+TOBA」というモニュメントが設置されていて、記念写真には絶好の場所となっている。今日も家族連れが子どもの写真を撮っていた。
☆鳥羽編は明日に続きます!