気の早い桜
火曜日の朝。昨日から続いて、3月とは思えない暖かさだ。7時頃から朝の散歩に出かけた。空は初めは曇り空だったが、次第に晴れてきて青空が見える。
田畑の中の道を歩いた。この季節は数日見ないうちに自然の姿が変わる。用水路の横に白い花が咲いているのが見えた。桜だ。1週間ほど前に通った時には気づかなかったので、ここのところの暖かさで一挙に開花したのだろう。まだ梅の季節が終わっていないのに、もう満開とは気が早すぎる。梅の季節に別れを告げてから咲いてもらいたいものだ。
菜の花、エンドウの花
貯水池の間には、黄色い菜の花が咲いていた。菜の花畑といったものではなく、その空間にだけ、黄色い花が密集して存在しているという印象だった。植えた人のちょっとした遊び心だろうか。
畑には、白い花をつけている野菜が育っている。エンドウの花らしい。この花も今日初めて気づいたのだが、あちらこちらの畑に咲いている。お水取りが終わったのは昨日だが、すでに春は来ていた。
ムクドリ
雑草が生えている空き地に、小鳥が数羽歩いている。ちょっと離れているが撮ってみた。ムクドリのようだ。半年前にはムクドリとヒヨドリの区別も曖昧だった。花と鳥の名前は少し覚えたので、これはブログを始めた効果だろう。前も書いたが、名を覚えると、今まで見えなかったものが見えるようになってくる。
府民の森なるかわ園地へ
天気がよく、気温も上がってきたので10時頃から体を動かそうと思い外出した。今日足を運んだのは大阪府民の森なるかわ園地。大阪府民の森はいくつかあるが、すべて奈良との県境のあたりにあり行きやすい。くさか、ぬかた、なるかわ、みずのみの4園地をまとめて中部園地といい、生駒山の中腹あたりに位置している。
私が今日たどったルートは、小回りのきく50㏄バイクの利点を生かした、矢田自然公園子どもの森の北側から国道308号線を通って行くというという超ショートカットルートである。308号線は、いわゆる「暗峠越え」という、急坂かつ狭路で有名な知る人ぞ知る「酷道」で、暗峠を抜けて少し行った所を左に曲がるとなるかわ園地の入口が見えてくる。
去年の6月のあじさいのシーズンにぬかた園地に行ったが、なるかわ園地は初めてである。散策路は整備されている。やや上り坂の道を歩いて行く。振り返ると背後に高層ビルが林立する大阪の中心部が見える。
ウグイスの声がしきりに聞こえるが姿は見えない。私はまだ一度も自然の中のウグイスを見たことがないが、どこで鳴いているのだろうか。平日だが、散策している方と時おりすれ違った。私より高齢と思われる方ばかりだったが、皆さん、山登りらしい服装にリュックを背負うなどしておられる。レストハウスなどあったが、シャッターが閉まっていた。後で調べると火曜日は、中に入れるが休園日とのこと。ツツジがたくさん植えてあったので、また5月頃に来てみようと思った。