3月の猫たち
今日から3月。新しい季節の始まりとなる。火曜日で仕事が休みの日だが、昼から雨の予報が出ている。朝はいつも通りの休日パターンで7時20分頃から散歩。空はほぼ雲で覆われている。
例のエアコンの室外機の上には、いつもの二匹の猫が仲良く場所を分け合っていた。奥に黒猫で手前にキジトラ猫というのもいつも通り。たまには場所を変えようかなどということはないのだろうか。
田畑の中の道を歩くと、貯水池の横に三毛猫が一匹。この近所の飼い猫のようだが、時おり池の横まで出てきてひなたぼっこをしている。猫は鳥に比べると、空に飛んでいかないので撮りやすい。
オオバン
猫が座っていた横の池には、オオバンが十羽ほどいつも泳いでいるのだが、今朝は二羽が池と池との間の通路を歩いていた。この角度から陸を歩いているオオバンをあまり見たことがなかった。真っ黒な鳥だと思っていたが、白い羽の部分がある。ひょっとして他の鳥ということはないのか。数か月前まで、マガモ以外のカモをすべてカルガモだと思っていた私なので、鳥の識別については自信がない。
矢田丘陵を歩く
今日は午前中買い物でちょっと外出した後、少し歩こうかと思い、矢田丘陵の方に足を向けた。矢田寺の駐車場にバイクをとめたのが10時過ぎ。12時頃には雨が降り出しそうなのでそれほど時間はない。
矢田寺は久しぶりなので、参拝してきた。ここはいつも静かである。初老の男性が、本堂の左側の仏様にかなり長い間手を合わせておられた。参拝者の少ない寺社の方が、仏様や神様の目が行き届いてご利益がありそうな気がする。
本堂の前の石段を下りて左に曲がると、矢田丘陵に続く道になる。道標にしたがって歩いていくと、山道に入る手前に柵があり、手で開け閉めできるようになっている。横に「イノシシが出没するので開けたら必ず閉めて下さい」という注意書きがあった。イノシシは県東部の山間には数多くいるが、こんなところに出没するとは知らなかった。注意書き通りしっかりと柵を閉めて山道を登る。
山道はしっかりと整備されていて、勾配の急なところには石段があったりする。鳥の声が聞こえ、脇の茂みから飛び立っていく奴もいる。ウグイスも鳴いていた。ずっと登っていくと松尾寺まで歩いて行けるのだが、矢田寺にバイクを置いてあるので、手前で曲がり頂池休憩所を経由して、往きと別の道から下りてきた。
霊場巡り
歩いて行くと、石仏が点在し、木に「遍路道」という札がかけられている道にさしかかった。これは四国八十八ヵ所霊場巡りを模した遍路道で、大正時代に開かれた霊場だが、近年になって案内板の設置など整備が進められたとのこと。遍路道を抜けるとちょうど矢田寺の本堂のすぐ裏手になる。
このあたりで小雨がぱらついてきたので急ぎ帰宅。予報通り午後から雨は本降りとなった。