朝の青空
木曜日の朝。いつものとおり6時40分から散歩をする。ここのところの冷え込みは今日まで続くらしく気温は低いが、日の出が早くなってきているので、明るさが日に日に増していくのが分かる。6時台でも空の青さがはっきりと分かるのが心地よい。
公園の花、鳥
今日は、街の中から公園の遊歩道を歩くコースで散策した。公園の梅が、早咲きの寒梅ではないのだが花開いている。そういえば、昨日行ったファミリー公園でも林の中に梅の木があり、色づきかけていた。少しずつ季節は動いている。
公園の遊歩道のすぐ横の芝生の上に小鳥を発見。ポケットからカメラを取り出してもすぐに逃げないので撮れた。ジョウビタキだろうか。あまりピントが合っていないが、平日で写真も少ないので上げておく。この鳥は、腹の色が柿やカラスウリの実を連想するような落ち着いた暖色をしていてなかなかいい。カメラを向けてもすぐに逃げないところもいい。
桂米朝一門会
ここからは、昨日、大和郡山城ホールで行われた桂米朝一門会の話。奈良県でこれくらいの落語会が行われる機会はそうしょっちゅうないので、12月に前売り券を買っていた。家の者と二人で行ったのだが、来場者はほとんど我々と同じ中高年の方々だった。落語となれば、聴きに来る年齢層は高くなるようだ。
演者とネタを出演順に紹介。
桂米輝「動物園」 桂ざこば「鉄砲勇助」 桂雀三郎「素人浄瑠璃」
(中入り)
桂南光「抜け雀」 桂米團治「子はかすがい」
みなさん面白いネタ、長いネタを熱演してくれた。印象を簡単に。米輝さんは会場がある大和郡山市出身とのこと。ざこばさんはマクラで4年前に脳梗塞で倒れ、その後失語症になり言葉が出てこなくなったというたいへんな体験を話しながらも、それを笑いに変えるところはさすがプロ。雀三郎さんの「素人浄瑠璃」は江戸落語では「寝床」ともいうネタだが、オチまでやらず、浄瑠璃を聴かせるまでのやりとりを中心に聞かせていた。
中入り後の二つの噺は、江戸落語色が強い(と私が思っていた)話だが、上方落語として楽しめた。「抜け雀」のオチは私の知っているものとは違っていたが、南光さん独自のものだろうか。分かりやすく、いいオチだった。米團治さんは、襲名披露のときの面白いエピソードを結構長くマクラでふって笑わせてくれた後の人情噺の大ネタ。楽しめた2時間半だった。