雨上がりの朝
昨夜の雨が残っているかと思ったが、朝起きると雲は多いものの、雨はすっかり上がっていた。今朝は７時頃から、田畑の中の道を大きく回って歩いた。雨の後なので道は濡れていて、風があるので肌寒く感じる。
数日前に道の脇になっているミカンの写真を上げたが、そのすぐ向こうにはキンカンの木があって、橙色の小さな実がたくさんなっている。手前のミカンの実と親子のように見える。
踏切にさしかかると、電車の通過を知らせる警報音が鳴っていた。日曜日の７時台とあって、乗客は少ない。奈良県民にとっては欠かせない交通手段である近鉄電車。かなり田舎の方まで路線が通っていてありがたい。
路傍の花
今朝はいつもよく通る道の一つ向こうの道を曲がって歩いてみた。同じような田畑の中の道だが、目に入る景色も微妙な違いがある。道の脇にピンクの花が咲いていた。何の花だろうかと思い調べてみたが分からない。あまり手入れもされていないようなので、野草だろうか。
用水路のアオサギ
用水路の中にアオサギがいた。すぐ横の道を歩いていたのだが、こちらの気配に気づいて飛び立とうとしたところ、水路の幅が狭いので羽を広げて飛び立つスペースがなく、うまく飛べずにいた。動いて少し移動すれば出られそうな場所があるのだが、あまりこちらが刺激するとよくないと思って通り過ぎた。後で見に行くといなくなっていたので、なんとか飛び立てたのだろう。
竜田公園へ
天気もよくなってきたので、午後から竜田公園まで出かけた。ここは竜田川の川べりにそって２㎞ほどの長さで散策路が整備されている。秋は紅葉、春はそばにある三室山の桜が有名だが、冬季の見どころは知られていない。私もこの時期に来るのは初めてである。バイクをとめて、公園の三室山側の端から歩いた。散歩している人と時おりすれ違う。多くは近所の方と思われるご高齢の方である。川の水はそれほどきれいではないが、朱塗りの橋が何か所もかかっておりそれなりの風情はある。
椿の花
紅葉はとっくに散り、桜にはまだまだ早いが、山茶花と椿が数多くあり、彩りを添えていた。椿の見ごろはもう少し先という感じだったが、咲いている花、すでに地面に落ちている花もあり、山茶花のように花びらが散るのではなく、花が首からぽろりと落ちるという様子が実感できた。
竜田公園を出て、帰りに斑鳩方面に寄って行こうかと思ったが、雲が出てきて風が強まり寒くなってきたので帰宅した。
