水曜日の朝
3日間休みが続き、今日は4日ぶりに仕事モードの朝である。いつも通り6時40分から朝の散歩に出かける。空はそれほど曇っている感じはしないが、朝日の出る東の空に雲がかかっているせいかあまり明るさは感じない。田畑の中の道を歩く。
何か新しい発見はないかと思いながら歩くのだが、いつも通りの冬景色が広がっているだけだ。12月ごろまではこのコースの貯水池にカモの姿が見られたのだが、このところ姿が見えない。
馬見丘陵公園にて
ここからは一昨日の馬見丘陵公園の続き。
水鳥のいる池の横を通り、公園の中央エリアのいちばん奥に向かう。秋にカリヨンが見ごろになるカリヨンの丘のそばに梅林がある。まだ見ごろには少し早いだろうがどれくらい咲いているだろうかと思いながらのぞいた。
見ると紅梅の方は、ほころび始めていた。白梅はまだもう少しと言う感じで、これはこの前行ったけいはんな記念公園も同じだった。観賞用の梅林には観賞用に品種改良された紅梅と白梅が植えられていることが多いが、梅の花の本来の色は白で、実を採るための収穫用の梅の花は白である。
ルリビタキ
梅林の隅で、野鳥撮影の方々が何人か一つの方向にレンズを向けておられた。じゃまにならないようにそっと後ろからのぞくと、きれいな小鳥がいる。こっそりと私もポケットからデジタルカメラを取り出し、撮らせてもらった。後で調べるとルリビタキのようだ。本格的なカメラで撮ったらもっといい写真ができるのだろう。
コゲラ
梅林を過ぎて、公園をぐるりと回る形で戻りかけていると、木の枝に見慣れない鳥がいる。白黒のチェック柄の上着を着ているような鳥である。木の枝についている何かに執着して嘴でつついていたので、逃げられずに撮ることができた。後で調べると、コゲラと言う鳥でキツツキの仲間であるらしい。キツツキとはキツツキ科に属する鳥の総称で、コゲラはいちばんよく見かける奴だということも分かった。
ジョウビタキ
最後に、ジョウビタキを2枚。上の写真がオスで下がメス。オスの方の色は認識していたのだが、メスの色が少し違うとは知らなかった。後で調べると、メスの方が少し地味な色なのであった。
公園を歩いてみて、花の少ない季節でも見どころはあると感じた日だった。