ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

梅の季節の始まり

2月の始まり

 今日から月が変わり2月になる。火曜日で仕事が休みの日なので、7時半ごろからゆっくりと朝の散歩に出かけた。空は晴れているが気温は低いようで、田畑には一面に白い霜が残っている。通りかかった家の壁の上から椿の花がのぞいていた。一昨日、栽培の専門店で椿の花を見たので、山茶花との違いがはっきりと分かるようになった。気品のある美しさ。

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家の壁の上からのぞく椿の花

猫の縄張り

 エアコンの室外機の上に、春先からずっとキジトラ猫が陣取っている場所があり、それが6月頃から姿を消し、秋から黒猫がその場所を占めるようになっていた。最近ではいつ見ても黒猫が寝そべっていたのだが、今朝はキジトラ猫が座っていた。

 去年の6月30日のブログに写真を載せてある。比べて見ると、光線の加減で色合いは少し違って見えるが、目の上の毛の模様の入り方など、まさしく同一人物ならぬ同一猫である。久しぶりに戻ってきて縄張りを奪い返したといったところか。

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戻って来たキジトラ猫

けいはんな記念公園の梅

 2月の花といえば梅。私は桜の花と梅の花では、断然梅が好みである。桜があまり好きでない理由はまた桜の季節にでも。

 というわけで、2月にはいつも何か所か梅を見に行く。まだ少し早いが、あまりに天気がよかったのと、2週間前に訪れたけいはんな記念公園の梅の開花が早そうだったので、散策してみようかと思い出かけた。気温は10℃くらいまで上がったので、今の時期としては暖かい方だろう。

 水景園の中には梅の木があり、それから外にも梅林がある。まだ見ごろには早かったが、開花している木もあった。梅林には紅梅と白梅があるが、紅梅の方が開花が早めのようだった。

  梅一輪一輪ほどの暖かさ

 これは服部嵐雪という江戸時代の俳人の作で、小学校の教科書にも載る有名な句である。寒中に咲く一輪の梅の花にかすかな春の気配を感じるという意味で、今の時期にぴったりくる。「梅」は春の季語だが、詞書に「寒梅」という言葉が出てくるので、本来は冬の句として作られているようだ。ただ、「梅の花が一輪咲くごとに暖かくなってくるなあ」と、春の句としてとらえてもかまわない。

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水景園の池を背景に咲く紅梅

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白梅もほころびかけていた

公園の写真展

 水景園のギャラリーでは、今日は公園の写真展をやっていた。前にパンフレットで公園の四季折々の写真ということで、募集案内も出ていたが、さすがに私の2万円もしないデジタルカメラではパネルにして鑑賞に堪え得る写真は撮れない。一般投票賞を決めるというので、投票用紙が置いてあった。構図がなかなかおもしろい写真が1枚あったので投票してきた。