連休初日の朝
1月5日から仕事が始まり今日から連休。私は火曜が休みなので、月曜日が休みだと4連休となる。今日は7時半頃からゆっくりと景色を眺めながら歩いた。
カモのいる堀を見ると、5日前に見た時と、また様相が変わっていた。まず全体的にカモの数が少なくなっている。多い時の半分くらいか。以前はヒドリガモが大きな群れを成していたのだが、今朝は堀の隅の方にひとかたまりいるだけである。ハシビロガモの数も少ない。その代わり、今までこの堀にはいなかったカルガモやカワウなどが奥の方に陣取っていた。鳥の世界には、人間には分からない縄張りのようなものがあるのだろうか。今朝撮った下の写真の中にも5種類の鳥がいる。(右にオオサギ、右手前にオオバン、真ん中にカワウ2羽、奥にカルガモ数羽、左にハシビロガモのかたまり)
堀の端の方にはマガモがいつもの位置を占めていた。マガモはいない日もあるのだが、いる時はいつも同じ場所に、同じくらいの数がいて、群れとしての統制がとれている感じがする。ちなみにアヒルはマガモを品種改良したもので、生物学的には同じであるとか。
連休が始まるが
この季節はバイクで出かけるのも寒いので、連休は電車に乗って外出をと考えていたのだが、これほどコロナの感染が急激に拡大すると、慎重にならざるをえない。
今日はよく晴れて気温もそこそこ上がって来たので、近場で、あまり行ったことのない所を散策することにした。田原本町に「しきのみちはせがわ展望公園」という場所がある。大和川の両岸に小さな公園が点在しており、奈良盆地の田園風景を眺めながら川べりを歩くという地味なコースだが、のんびりと昼間の数時間過ごすには手ごろである。
しきのみちはせがわ展望公園
「展望公園1号」のそばにある駐車場にバイクを置き、川べりの道を歩く。歩行者専用道路ではないので、たまに通る自動車には気をつけなければいけないが、好天で気持ちがいい。「展望公園2号」に展望台があったので、登ってみた。奈良盆地の田園風景が眺められるが、それほど高い位置でもないので絶景というほどではない。訪れている人は少なかった。
さらに川べりの道を歩く。遊具のある小公園がいくつかあり、子どもを遊ばせている母親の姿もちらほら。川にいる水鳥は、オオバンがいちばん多く、ヒドリガモとカワウの姿も見られた。オオバンはしきりに首を上下に動かし水面をつついているかと思うと、時おり水に潜り、水中の餌をとっていた。
それから、水鳥ではないが、川辺に生えている木の枝にカワセミがとまっていた。今まであまり意識して眺めたことはないが、なかなかいい色をしている。先日写真を撮ったジョウビタキに色が似ているとふと思った。往きと帰りで川の両岸を通る形で往復。7㎞ほどは歩いただろうか。心地よい疲れだった。