1月3日の朝
家では今朝から、いわゆる正月モードではなくいつもの時間に食事をする。仕事は明日まで休みなので、朝食後に朝の散歩。まだ今日まで世間は正月なのか、大通りには人や車の数が少ない。制服を着た中高生もあまりいないので、部活動も三が日は休みというところが多いのだろう。
堀の横を抜けていく散歩コースを歩く。遊歩道の脇の木に黒いマスクが掛けられたままになっている。おそらく、マスクを掛けて横で体操かなにかして取り忘れたのだろう。黒という色のせいか、不吉な生き物のように見える。
堀のカモたち
堀端の道を歩くと、最近勢力を拡大していたハシビロガモの姿が今朝はほとんど見えなかった。いくつかの池を渡り歩いているのだろうか。ヒドリガモはいつもの様子で泳いでいた。餌をやっている人がいるため、ここのカモ、特にヒドリガモは人を怖がらない。むしろ堀端に行くと近寄って来る。マガモは警戒心が強いようなので、種類によって気質が違うのかもしれない。
ヒヨドリ
最後に田畑の中の道を少し歩いた。スズメより少し大きな鳥がとまっていた。ヒヨドリかムクドリかと思って調べてみたら、ヒヨドリである。ムクドリは群れを作るがヒヨドリは単体で行動するという。カラスや猛禽類にもねらわれやすく、生きて行くのも楽ではないようだ。
1月3日のファミリー公園
天気もいいので、午後からファミリー公園にでかけて少し散策した。正月からこんな所に出かける人もいないだろうと思っていたのだが、普段の休日と同じくらいの人出だった。見ると凧あげをしている家族連れが多い。そういえば、ここは広々とした芝生の広場があるので凧あげにはもってこいの場所である。上がっている凧は、みんな洋風のカイトというやつで、昔ながらの和凧はなかった。見ているうちに、私も子どもが小さいころ、ここに凧あげをしに来たことがあるのを思い出した。もう二十年以上前だが、こういう場所がずっと残っているのはいいことだ。
あの猫は?
芝生広場の周りの、木々に囲まれた遊歩道をぐるりと回ってみた。12月の終わりに来たとき、例の元気のない猫がかなり弱っていた感じがした。それから朝がかなり冷え込む日があったので、もうだめかと思っていたのだが、なんと健在だった。相変わらず元気はないが、普通に水を飲んだりしていた。このブログにもしばしば登場するが、なぜか気になるのである。がんばっているなと心の中で声をかけ、公園を後にした。