ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

秋の曽爾高原へ

猫の物語~続編

 今日は土曜日。晴天の中、ゆっくりと朝の散歩をする。公園の中を歩いていると、二匹の猫の姿が目に入った。以前のブログを見ていただければ分かるので、お暇なら見ていただければいいが、簡単に経緯を説明する。

 この猫たちは、初夏まではこの場所で仲良く座っていて、ひと月ほど姿が見えなかったのだが、8月になってまた舞い戻って来て一緒に座るようになった。(→8月28日のブログ)ところが9月上旬に、新しい灰色猫が現れ黒猫のそばに寄り添うようになった。(→9月4日のブログ)それが今朝の様子を見ると、少し距離はあるが、黒猫の近くにいるのは以前仲良くしていた灰色猫である。なるほど、今度こそ元の鞘に収まったのかなどと考えるのだが、この先どうなるのか。

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元の鞘に?

曽爾高原へ

 今日は曽爾高原に行った。曽爾高原はちょうど今頃からススキが美しいことで有名である。ただ、近年ススキの生育がよくない。原因は、観光客が土を踏み荒らす、鹿が新芽を食べるなどいくつか考えられるが特定はできないようである。ただ地元でも危機感を感じているようで、ススキを植え替えたり立ち入り禁止の柵を作ったりと対策はしているようだ。

 例によって名阪国道の側道を上り広域農道を経由して国道369号線に入り東へ向かう。秋の土曜とあってツーリングの大型・中型バイクやサイクリング車で走っている人などいるが、50㏄バイクで走っている人は私以外には見かけない。

屏風岩

 曽爾トンネルを抜けて曽爾村に入ったが、すぐに曽爾高原には向かわず、屏風岩公苑に寄ることにした。屏風岩は、その名の通り、切り立った岩壁が続いている名所である。写真を撮ったが手前の木々と岩肌が重なってあまりいい画像にはならなかった。

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屏風岩

 屏風岩よりむしろ、反対側の山々の遠景が美しかった。秋の青空と白い雲という天候にも恵まれ、爽快な気持ちを味わうことができた。

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屏風岩公苑から見た山々

曽爾高原

 屏風岩公苑からまた本道に戻り、曽爾高原に向かった。途中に曽爾高原ファームガーデンというリゾート施設がある。レストランや土産物屋などがあるちょっとしゃれた感じの場所で、すぐ横に「お亀の湯」という人気の温泉もある。(今日はお亀の湯は設備に故障があったとかで臨時休業)今日はさすがに人がかなり多かった。

 ファームガーデンには長居せず、すぐ曽爾高原に向かった。ここも人が多かった。親子連れが目立つ。休みにこうして子どもを自然の中に連れて行ってやるのはいいことだと思うが、個人的には自然はあまり人が多くない時にのんびりと楽しみたい。山の上の方までは登らず、ゆっくりと景色を見ながら散策してきた。

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ススキの中を通る歩道

みつえ高原牧場

 曽爾高原を出て、引き返すのではなくみつえ高原牧場の方に向かった。ここは外に牛が放牧されているので、何となく気持ちが和む。

 黒毛の牛が集まっているゾーンと白黒の牛が集まっているゾーンがあり、下の写真は白黒の牛が集まっているゾーン。一頭だけ茶色の牛がいて、こちらを向いているのがなんとなく面白かった。

 帰路は369号線を引き返すのではなく、名張の方に出て、行きと違う経路で帰った。好天に恵まれいい一日だった。

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白黒の牛たち