ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

週末の風景

週末の朝

 週末の金曜日。一日仕事に出れば休みが続く日なので、平日の中では朝の気持ちが軽い。土日は天気もいいようだ。

 朝の散歩で街を歩くと、今まで家があった場所が取り壊されて、更地になったり、空き地になって雑草が生い茂っている場所が目立つ。いつの間にかという感じで、季節の移り変わりと違って、これは一巡りして元に戻ることはないから切ないものである。元の場所にどんな家があったかなどすぐに忘れてしまう。人の営みははかない。

f:id:naraneko:20211008072347j:plain

家があった場所が更地に

堀端の猫たち

 街を抜けて、堀端の道を歩いた。仲のいい二匹の猫がいつものように座っている。前にも書いたが、この場所には春に五匹の猫がいて、五匹ともしばらく姿をくらましていたのだが、この二匹と茶トラ白の猫がほぼ同時期に戻って来た。しかし最近茶トラ白の方は姿を見せない。また気まぐれでどこかに行ったのか、それとも・・・。

f:id:naraneko:20211008072803j:plain

仲のいい二匹

野生のコスモス

 9月14日のブログで、線路の脇にコスモスが咲いていることを紹介したが、今日通ると、咲いている花の数も増えて生い茂っているようになっていた。この前のブログの写真と見比べて見ると、あの時はまだ咲き始めだったのだろう。場所から見て誰かが植え育てたというのではなく自然に茂るままに任せたもののようだ。

 調べてみると、コスモスには早生と晩生の品種があり、秋に咲くのは晩生の方だが、手入れをしないと草丈が長くなりすぎて風で倒れやすくなるらしい。したがって種をまく時期を遅めにしたり生長途中に剪定するなど花を楽しむための工夫が要るとのことである。写真のコスモスは典型的な野生の花の様相を呈している。来週の火曜日あたりに馬見丘陵公園で手入れされたコスモスの花を観賞したいものだと思う。

f:id:naraneko:20211008182937j:plain

線路横の道に咲くコスモス

ほっと一息

 相変わらず昼間は気温が上がり暑いくらいだった。帰宅していつも通り家の近くを歩いた。金曜の夕方の散歩はやはりいちばん気持ちがゆったりとする。