ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

秋の休日をのんびりと

休日の朝

 火曜日は仕事が休みの日で、朝ゆっくりできる。のんびりとした気持ちで散歩。昨日は少し肌寒かったが、今朝は半袖で歩いていてちょうどいい感じだった。田んぼの横を歩くと、稲が色づき、そろそろ稲刈りかという状態になっている。

 今朝の一枚は、散歩コースにあったミカンの実。まだ色は緑のままだが、かなり大きくなってきている。色づいてきたらまた撮ってみようと思う。

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大きくなってきたミカンの実

馬見丘陵公園へ

 馬見丘陵公園に向かうことにする。九月七日に行ったばかりで、次は十月初めの火曜日と思っていたが、晴れるとは限らないので気が向いたときに行こうと思う。この公園はたいへん良い場所なのだが、土日は混むので、のんびり散策するのは平日がいい。

 馬見丘陵公園の秋の花と言えばダリアとコスモス。少し早いかと思ったが、ダリアは見ごろになっていた。コスモスはまだほとんど咲いておらず、これはできるだけどのシーズンでもきれいな花が見られるように少し時間差をつけて植えておられるのだと思った。隅から隅まで、管理しておられる方々の心遣いが感じられる公園である。

 ダリアの花言葉は、「華麗」「優雅」「気品」「移り気」「不安定」などある。後二つのちょっとネガティブな言葉にも由来があるようだが、最初の三つはまさしく花のイメージから浮かんでくるものである。奈良県はダリアの球根の生産量が日本一だという。これもネットで今調べた情報だが、それにふさわしい華やかさだった。ダリアは花の姿もそうだが、色が様々で見飽きない。いくつか紹介。

 いちばん上の写真が赤いダリア。赤い花というのは、やはり花の王道を行く。

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真っ赤なダリア

 次が黄色いダリア。黄色の花もたいへんきれいだったのだが、花言葉の最初の「華麗」のイメージでは赤に少し負けるかもしれない。

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黄色いダリア

 その次が、橙色のダリア。これも大輪の花が美しかった。

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橙色のダリア

 最後に、赤と白の花びらのダリアで、個人的には今日見た中ではいちばん華やかな美しさを感じた。ダリアは普段散歩中に見ているような野草とは違って、いかにも人間が丹精込めて育てた人工的な美しさを感じるが、時にはこういった花を見るのもいいものである。

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いちばん華麗だと感じたダリア

 馬見丘陵公園をぐるりと歩いていたら、万歩計がかなりの距離になった。今日は少し気温が高くて、まだツクツクボウシがしぶとく鳴いていたが、これから一月半くらいの間が、散策にいちばん良い気候となるのだろう。