ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

ひと雨降れば

雨模様の朝

 朝から雨模様。朝食前の時間帯は止んでいたので外を少し歩いたが、地面はしっとりと濡れている。そのうちにポツリポツリと降り出したので、早々に家に戻る。雨はやがて強い降りになっていった。奈良県付近をまとまった雨雲が通り過ぎているようだ。9月はひと雨降ればいっぺんに気候が秋に変わったりするのだが、どうだろうか。

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雨に濡れた溝

町の変化

 大都会に住んでいるわけではないが、地方の小さな町でも日々景観は移り変わる。昔からあった家が取り壊されて更地になった空間が町のあちらこちらで見られる。家が壊されたと思ったら、すぐ更地になり、基礎工事が始まり新たな建物が建つといった場所もあれば、しばらくの間草が生い茂るに任せて放置されている場所もある。そういった、いわゆる「空き地」が結構好きである。

 昔、私の住む町で大きな小学校が壊されて場所が移転したとき、その広大な跡地が7,8年くらい放置され、子どもが草野球を勝手にやったりという自由な空間になっていたことがあるが、今はどうだろう。そんな場所があってもフェンスで囲まれて勝手に使用することはできないだろう。子どもが入ってケガでもしたら管理責任を問われるといった問題があるのだろうが、管理が行き届き整備された公園より、「空き地」の方が子どもにとって魅力的なこともある。

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フェンスに囲まれたまま草が生い茂る土地

 町を歩いていると、玄関の前に花を植えている家が多いことに気づく。花の名は分からないが、植えている人の心は伝わる。観賞用に花を育てて愛でることを人が始めたのはいつからだろう。太宰治「女生徒」の一節。   

 ~ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。花の美しさを見つけたのは、人間だし、花を愛するのも人間だもの。

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玄関の前の小さな花壇

雨の夜

 夕方近くなって雨が降り始めたので、夕食前の散歩はなしにした。月が替わると、同じ雨でも秋の雨という気がするのが不思議だ。激しく降るのではなく、しとしとという感じで降り続ける雨。静かな夜。