ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

8月とお別れ

夏休みの終わり

 8月も今日で終わり。暦というものは人間が勝手に決めたものだから、月が変わってもその1日の違いによって自然の営みが大きく変化することはないのだが、気分は変わる。8月31日は夏と言う季節、そして夏休みという子どもにとっての大きなイベントの終わりを告げる日なので、特別の日である。

 ところが近年、小中学校も2学期の始まりを8月中に設定するところが増えてきている。学力向上のため、教室にエアコンが入って環境が整ったからなどと理由はあるようだが、せめて小中学生の間くらいは8月は自由にさせてやりたい。まあ、去年と今年はコロナの影響で、それがさらに変則的な形になっているのだが。

気分を変えて

 今日は平日だが仕事が休みの日である。今朝の散歩は気分を変えて、普段あまり行かないコースを歩いてみた。場所を変えると見える景色も変わって来る。

f:id:naraneko:20210831091816j:plain

今朝の散歩コース中にある池

 畑の中の道を歩くコースなのだが、道の脇に用水路があり、その中に大量のカエルが発生していた。歩くと水の中に飛び込むチャポンという音が次々と聞こえる。すぐに姿が見えなくなるので撮りにくかったのだが、なんとか撮影できたのが下の写真。俗にイボガエルと呼ばれるありふれたやつだが、正確には「ツチガエル」「ヌマガエル」のいずれからしい。この違いも私には分からないが、カエルに詳しい人なら、この写真を見ただけで区別できるのだろう。

f:id:naraneko:20210831084813j:plain

用水路にいるカエル

鳥よけカイト

 「鳥よけカイト」が付けてある畑がいくつかあった。「鳥よけカイト」といっても、見たことがない人には分かりにくいと思うが、作物を荒らす鳥を近づけないように作られた鷹の形を模した凧である。支柱の上に取り付けてあって、自然の風によって空を鷹が飛び回っているように見える。下の写真の通りだが、少し離れて風に乗って動いているのを見ると、本当に大型の猛禽類が飛び回っているように見える。

 農家にとって、鳥の被害は深刻な問題なのだろう。以前、畑の横に捕らえた鳥の死骸を棒を立てて紐でつるし、鳥よけにしているのを見たことがあるが、さすがにあまり気分の良いものではない。「鳥よけカイト」を見るようになったのはごく最近なのだが、これで鳥害を防げるのなら、大発明だろう。

f:id:naraneko:20210831091155j:plain

鳥よけカイト

 夏の終わりを楽しむ

 せっかく8月の最後の日が休みとなっているので、いい空気を吸いに行こうとバイクで外出。かなり暑いので、やはり涼しい山の方へ向かう。何となく目的地を決めない時も多いが、室生の方に龍王ヶ渕という景色のいい池があり、行ったことがなかったのでそこを目指した。

 なかなかいい場所で、写真も何枚か撮ってきたのだが、字数もかなり多くなってきたので、続きは明日に。