ナラネコ日記

私ナラネコが訪ねた場所のことや日々の雑感、好きな本のこと、そして猫のことを書き綴っていきます。

斑鳩にて

ツバメの巣

 朝の散歩のとき見かけたツバメの巣のことを紹介したのが7月17日のブログだから、一週間前である。今朝の散歩でその巣の下を通りかかると、下の写真のように随分と成長していた。(よかったら17日のブログをご覧ください。題は「カブトムシの大群に遭遇」です)

 人間なら、一週間前が小学校低学年くらいで、これは中高生くらいの感じなので、ツバメの一日は人間の一年に相当することになる。生あるものは日々変化していくから見ていておもしろい。

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一週間で大きくなったツバメのひな

斑鳩へ

 今日も好天なので、少し外を歩こうと思い、斑鳩の方まで足を延ばす。バイクで軽くひと走りという距離である。散策するのはいいが、一昨日馬見丘陵公園で万歩計が二万歩近くなるまで歩いたら、夜まで体のだるさがとれず、下手すれば熱中症になるなと思ったので、あまり歩きすぎないようにする。休日にただぶらついていて病院に運び込まれても、誰も同情してくれないだろう。

 昔、布施明が「旅愁~斑鳩にて~」というレコードを出していて、その出だしの歌詞に「斑鳩を旅するのなら春よりも秋がいい」というのがある。なんとも地味な曲であまりヒットもしなかったので、覚えている人は少ないかもしれない。(作詞はなんと松本隆。こんな地味な詩も書くのか)「春よりも秋」というのは、真夏は問題外ということで、確かにこう暑くては風情を感じるどころではない。

法輪寺、法隆寺

 まず、法輪寺の前のだだっ広い駐車場にバイクを置き、周辺を散策する。やはり暑い。野の花もこう暑くては元気がなくしおれたようになっている。法輪寺の三重塔は、青空を背景にするとやはり美しかった。一枚撮ったのだが、後で写真を見ると塔の廂の下が暗くなっていてあまりきれいに撮れていない。残念。

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法輪寺の三重塔

 法輪寺の近くを歩いていると、道に黒猫を一匹発見。暑さのためか寝そべっていて近づいても動く気配がない。おそらく近くの民家の飼い猫だろう。

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法輪寺の近くにいた黒猫

 法輪寺近辺から少し移動して法隆寺へ。ここは無料でそのまま見られる建物もあるが、中に入り西院伽藍,大宝蔵院,東院伽藍のすべてを回ると拝観料が1500円かかる。まあそれだけの値打ちはあるのだろうが、結構高いので、せっかくなら風情が感じられ気候もよい秋に入りたい。今日は周辺を散策していると万歩計が一万歩を超えたので、帰途に就くことにした。また秋のコスモスの咲くころに来てみよう。