朝の散歩
今日は仕事が休みの日。いつもより少し早く目が覚めたので、そのまま着替えて散歩に出かける。６時前だったが、すでに歩いている人や犬を連れている人がいる。昼の時間が長い季節は、なにか時間を得したような気がする。
今日は仕事が休みの日なので、少し長めの堀の横を通るコースをとって散歩した。この堀の横には、４月の終わりごろまでは猫が五匹ほどいつもいて、エサをやりに来る人の姿も見られた。人家のすぐそばでもないので、しばらくこの状況が続くかと思っていたら、五月ごろからきれいさっぱりいなくなった。人為的な何かが起こったのだろう。猫の世界は厳しい。
セミの羽化
その堀の横を通る道には桜の木が何本も立っているのだが、今朝は羽化したばかりのセミを発見した。木の幹ではなく、コンクリートの突き出したところである。地面から這い出してきたものの、地面にもぐった時にはあった木がすでに伐採されていて、仕方なく手近にある登れるところに登ったのだろうか。大きさや色、形からこれはクマゼミである。いよいよ夏本番か。
松尾寺へ
昼前から、あまり遠くないところで山道でも歩こうということで、松尾寺に行くことにする。この寺は松尾山の頂上近いところにある。バイクでかなりの急坂を上ると駐車場があり、左手に本堂に上る石段が見える。
松尾寺には今までも来たことがあるが、今日は平日なのに、なぜか参拝客が多かった。厄除けで有名な寺なので、そのために訪れる人が多いのか。寺の境内にはユリの一種であるカサブランカという花の鉢が一面にずらりと並べられていた。後でネットで調べてみると、平成２３年からこの季節には境内を彩っているようで、この花を見るために来ている人もいるのかもしれない。
矢田丘陵を散策
松尾寺の駐車場から、寺とは反対側にさらに少し上ると分かれ道になっていて、左に行くとテレビ塔がありこれが頂上である。右に行くと矢田丘陵を縦走していく山道が続いているので、途中まで歩いた。ずっと行くと矢田寺のところに抜けられるのだが、松尾寺の駐車場にバイクを置いてあるので、戻らなくてはいけない。山道は木々の葉に日光が遮られ、暑すぎず快適だった。今日はやけにトカゲを見かけた。生き物がいちばん元気になる季節なのだろう。
