ファミリー公園で季節の変化を感じた

ファミリー公園に行く

　ここ数日の雨で大きな被害が出ている地方もあるが、私の住んでいるところはそこまでの雨量にはならず、今日も朝から少し小雨はぱらつくものの、なんとか外出できるくらいの空模様にはなった。あまり遠出はできないので、ファミリー公園まで行って少し歩くことにする。

　前も書いたと思うが、ここはもともと県の浄化センターに隣接する施設として作られ、ファミリー公園と呼ばれていたのだが、近年、プール、テニスコート、野球場などが揃った運動施設として整備され、まほろば健康パークという名が付けられた。だが私はこの新しい呼び名はどうもしっくりこないので、今でもファミリー公園と呼んでいる。（近鉄の最寄り駅の駅名も「ファミリー公園前」である。）

f:id:naraneko:20210704132657j:plain — **公園の入口にあるチンギス・カン像　なぜここに置かれているかは謎**

公園を散策して

　緑に囲まれた小道を通り、公園内を散策する。ここ数日の雨で道は濡れていてところどころ水たまりができている。

f:id:naraneko:20210704133106j:plain — **ここ何日かの雨で濡れた公園の小道**

　今日は鳥の声や虫の声がやけに響いていた。鳥の声ではウグイス。何か所かで鳴き声が聞こえた。この鳥は春告鳥と呼ばれるが、夏になっても鳴き声は聞こえる。

　虫の声では、ニイニイゼミがそろそろ鳴き始めていた。この蝉は、アブラゼミやクマゼミといったうるさい奴らにさきがけて姿を現すが、鳴き声も遠慮がちである。それから、草むらの中から聞こえてきたのがキリギリスの声。キリギリスは秋の虫のイメージが強いが、梅雨の頃には鳴き声が聞こえ、秋も結構早い時期に姿を消す。

　一か月前のブログで泰山木の花がきれいに咲いていた写真を上げたが、今日はすでに色あせていた。そしてその上になぜかキリギリスがとまっていた。