ファミリー公園を歩く
「猫との共生を考える」は前にこのテーマで二回書いたので、其の三とした。
今日は仕事休みの日。あまり遠出する気にもならなかったので、ファミリー公園へ。この公園はこのブログにも何回か登場させているが、適度に自然のまま放置されている雰囲気が気に入っている。
木々に囲まれた小道を散策していると、いつもの場所にあの猫がいた。ただ、いつもは座っているか寝そべっているのに、今日は歩いている。相変わらず活発な動きはないが、この猫が立っているところを見たのは初めてだったので、ちょっと嬉しい気分になった。ボランティアの人たちがちゃんと世話をしているのだろう。
逆に、あの猫によく似た猫が元気がない。(ややこしいので、上の猫を猫A、下の猫を猫Bとする)
猫Aは、春先に見た時には弱った様子で、命が持つのかと思っていたら、元気を取り戻した感さえある。猫Bは、最初に見た時は普通に歩き回っていたのに、今日はずっと寝そべっていて元気がなかった。不思議なものだ。
白川ダムへ
ファミリー公園を出て、少しバイクを走らせて天理市の白川ダムに行き、池の周りを少し歩いた。ここは久しぶりに来る。以前は池の周りの道やベンチのあたりに、野良猫が二、三匹は必ずいたのだが、今日は一匹もいなかった。
数年前まで野良猫の姿を必ず見た公園などに、今はほとんど猫の姿が見えない。ファミリー公園は例外だが、ここは頭数が増えないようボランティアの手によって管理されている場所である。最終的には、野良猫の数をゼロにするのが理想なのだろうが、余計な存在がまったくいなくなった世界というのも寂しい気がする。