またまた本の話
ブログを始めてから4週目。
平日はあまり変わりばえしない話題になることが多いので、気が向いたら読書の話をしたい。前にも書いたように、最近出た本はほとんど読んでいないので、昔の本の話になる。(興味あればお付き合いいただけると嬉しいです)
子どものころの読書
子どものころの話。昭和40年代に小学生だった世代なので、当然ネットという選択肢はない。家で見て楽しむのは、テレビか、漫画か、本ということになる。私はあまりテレビっ子ではなかったので、もっぱら漫画か本だった。漫画もよく読んだが、それはまた別の話題になるので、読書の話。
私は幸い、子どものころ、本をたくさん買ってもらえたので、同世代の子どもたちの中では小学生時代の読書量はかなり多い方だった。こればかりは親に感謝である。小学校低学年から読んだ本を思いつくまま上げると、いわゆる名作では、「くまのプーさん」「メアリーポピンズ」「ドリトル先生シリーズ」「ツバメ号シリーズ」それから講談社の少年少女世界文学全集等々。
私は気に入った本は何回も繰り返し読む方なので、文字通りぼろぼろになるまで読んだ。それらの本は今も家に残っている。
上の写真が少年少女世界文学全集で、児童文学のすべてが揃ったような本なのだが、中でもいちばんぼろぼろになっているのが、「現代日本童話集」の巻である。目次の作者名を見ても、鈴木三重吉、小川未明、宮沢賢治、浜田廣介、坪田譲治、新美南吉、壷井栄などそうそうたる面々である。
この中のある作家。坪田譲治について、もう少し語ってみたい。
明日に続きます。
下の写真は朝の散歩中に見かけた猫です。